2016年05月22日

原田マハ(著) 「本日は、お日柄もよく」 読了

20160522例によって、書店で平積みされた文庫本の帯に書かれた「何度も泣きました!!」が目について、ついつい購入(^^;
 
ごく普通のOLが、幼なじみで片思いだった彼の結婚披露宴で聞かされた主賓の挨拶があまりにも退屈で居眠りしているところから始まり、その会場でプロのスピーチライターと出会って人生が変わっていく序盤は面白かったのですが、中盤から徐々に選挙活動のスピーチライターとしての活動がメインになっていくのはちょっと??だったかな。
 
その理由は、政党名はもちろん架空の名前になっているものの「郵政民営化」、「後期高齢者医療制度」、「政権交代」などのキーワードが何度も出てくるので、どうしても実社会で起きた状況が頭に浮かんでしまう。

この本の中でも簡単に?政権交代するのだが(笑)、現実の政権交代は国民の支持が続かず元に戻っているから、一段と冷めてしまう。

先日までOLで、政治にも無関心だった新人スピーチライターが一朝一夕で選挙演説の原稿は作成できないと思うが、実際はどうなんだろう。センスがあればできるのか? できるとすれば、ある意味、政治が大したことないってことかも?(笑)

まぁ、そんなことは小説なんだから良しとして、ラストでタイトル通り「本日は、お日柄もよく」のスピーチに戻ったのは良かったな。

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2016年05月21日

有川 浩 (著) 「植物図鑑」 読了

20160521有川さんの本は何冊目だろう?何だかんだでそれなりに読んでいるはず。 やっぱり、面白いですからね。

さて、この本は以前「三匹のおっさん ふたたび」を読んだ際に、ネット仲間の岩ちゃんからコメントをいただいて一度読んでみようと思いながらも、先送りになっていたのですが、どうやら映画化されるようなのでその前に読んでしまうことにした。
おっと、「高畑充希」のファンという訳ではないですが(^^;

独身の女性が、空腹で行き倒れに近い状態の見ず知らずのイケメンを拾って同居させるというあり得ない?設定で始まるが、まぁ、それは小説だから良しとしましょう。

この同居を始めたイケメン男がやけに雑草に詳しい。しかも、名前を知っているだけではなく、その食べ方も詳しい(笑)

もっとも「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです」というのは有名だが。

序盤の部長との外回りのシーンで、この男性が突然消えていくことは分かるのだが、それはいつなのか、その理由は?そして、ラストはどうなるのか?と思いながら読み進める。

まぁ、少々メルヘンチックで、若い女性向けかな?とも思うが、私のような年代が読んでもなかなか良かったと感じた。
個人的にはカーテンコールの「午後三時」がいいな。

まぁ、これを見に行くのはちょっと恥ずかしいから、映画館まで足は運ばないでしょうが、TUTAYAに出回ればレンタルしそう(^^;

「空飛ぶ広報室」も文庫化されたので買っちゃった。楽しみです。

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2016年05月04日

海月 ルイ (著) 「十四番目の月」 読了

20160504

何か次に読む本を買わねばと思いながら、これといった本が見つからなかったので、以前、妻がBOOKOFFで購入していた文庫本が本棚に入っているのを見つけ、どうやら推理小説のようなので読んでみた。
 
誘拐事件だが、犯人の誘拐目的が見えてこない。一応、身代金を要求しているが2千万円とは安い感じだし・・・誘拐した子供の家は裕福ではないから、その程度が限界なのかもしれないが。

バツイチで子持ちのピアニスト「浅野奈津子」、その奈津子が所属する事務所の社長「篠塚梓」、女性タクシー運転手「中林早苗」、その母親「ミヨ子」、ホテルの従業員らが登場するが、どれもそんなに怪しくない。

なかなか、これが犯人では?と思える内容が出てこず、う〜む?と思いながら読み続けると、終盤になって一気に謎解きが。
ちょっと、ラストで急ぎすぎと言うか、そのせいか、それまでが間延びしたように思えてしまうのは残念かな。

それにしても、このタイトルにした意味が私の読解力では??状態です(^^;

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