2016年09月08日

集英社文庫編集部 『短編復活』 読了

20160908bookあまり短編集は読まない派ではありますが、10ヶ月ほど前に読んだ「短編工場」がまずまず良かったので、これを書店で見つけたら購入しようと思っておりました。

「短編工場」は12名の作者でしたが、こちらは16名の作者による作品集。

今回はブラックユーモアが効いたものが数作ありました。正直、今ひとつわかり辛いのもありましたが、16作もあれば自分に合わないものもあるわな。

赤川次郎さんの「回想電車」か、志水辰夫さんの「プレーオフ」が良かったな。もっとも、プレーオフのラストは読めてしまったけどね。

それにしても、綾辻行人さんの「特別料理」は結構、グロでしたね。

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2016年07月19日

未須本 有生(著) 『推定脅威』 読了

20160719_s「松本清張受賞」という帯を見て購入。

自衛隊機の墜落事故の真相を解明していくと判ってくる人間関係や組織の立場などストーリー展開はまずまずで、技術系の人なら楽しめる内容でほぼ一気に読み終えた。

航空技術に関してすぐれた能力のある犯人にしては結末がちょっと呆気なかったが、自信過剰か?と言うより、終わらなくなるから仕方が無いか。

それはさておき、経験年数の短い女性技術者がそこまでできるかな?って疑問が大きかったな。もちろん強力な味方が出てくるのだが。

その味方に絡ませてラブストーリーというか、そんなに簡単に肉体関係に至ることまで必要なのかな?。こっちの展開は急ぎすぎの感が。

続編とも言える?「リヴィジョンA」があるらしい。女性技術者はどんな感じで成長していったのだろう。早く文庫本にならないかな。

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2016年07月03日

真保 裕一(著) 『ローカル線で行こう! 』 読了

20160703_s真保さんの本を読むのは久々だ。一番最近読んだのをこのブログで確認すると6年以上前の『追伸』か。

それ以外に読んだことがあるのは『発火点』,『奇跡の人』,『誘拐の果実』,『灰色の北壁』そして、ブログなんて無い時代に『ストロボ』も読んでいるのだが、内容が今ひとつ記憶に残っていないのはそろそろ頭がヤバイのか?

一応、最初に読んだ『ホワイトアウト』の印象が強いからだろう。と言うことにしておこう(笑)

まぁ、そんな話は置いといて、この本は経営破綻寸前で廃線まっしぐらの第三セクター赤字ローカル線に対して会社経営に関しては、ど素人である“新幹線のカリスマ販売員”(もちろん女性)が社長に抜擢されて立て直すという話。

経営に関してはど素人だが、古里の鉄道・地元に対する愛情というか、想いが人一倍強い。それが経営立て直しに向けての原動力である。

現実には次から次へと社長が考え出すイベントやアイデアが成功する訳ないだろうが、それは小説だからと差し引くとして、何事にもめげないポジティブさとやる気の無い社員を徐々に引き込んでくる姿は見習うべきだな。

そして“なんだこの憎たらしいヤツは?”と思うが、徐々に地元の為と考えが変わってくる県から出向している若い副社長もなかなか良い味出している。

読みやすい分、ちょっと間延びしているかな?と感じるところもあったが、社長の成功に対して、裏から邪魔して廃線させようと動いているヤツらがいたりしてミステリー?も味わえるが、産廃そして経産省が出てきた時点で、あとが読めたのはちょっと残念か。

ドラマ化しても面白そうだが、どうなんだろう。

町・市・県・国の力関係はこの本以上にあるんだろうし、ローカル線は地方都市と一緒になって頑張らなければならないのは本当なんでしょうね。
ローカル線の旅って興味はあっても、やったこと無い者が偉そうに言えんな(^^;

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