「松本清張受賞」という帯を見て購入。
自衛隊機の墜落事故の真相を解明していくと判ってくる人間関係や組織の立場などストーリー展開はまずまずで、技術系の人なら楽しめる内容でほぼ一気に読み終えた。
航空技術に関してすぐれた能力のある犯人にしては結末がちょっと呆気なかったが、自信過剰か?と言うより、終わらなくなるから仕方が無いか。
それはさておき、経験年数の短い女性技術者がそこまでできるかな?って疑問が大きかったな。もちろん強力な味方が出てくるのだが。
その味方に絡ませてラブストーリーというか、そんなに簡単に肉体関係に至ることまで必要なのかな?。こっちの展開は急ぎすぎの感が。
続編とも言える?「リヴィジョンA」があるらしい。女性技術者はどんな感じで成長していったのだろう。早く文庫本にならないかな。
2016年07月19日
未須本 有生(著) 『推定脅威』 読了
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