2015年08月13日

浅田 次郎 (著)「終わらざる夏」

book_20150812_s今回は上・中・下の3巻モノの長編でした。と言っても、各巻はさほど分厚くないので、物量としては厚めの2巻モノくらいでしょうか。

この時期、特に今年は終戦70年なので戦争がテーマになったTVドラマや特集が多い?。そんな時にこの本を読んだら一段とお腹一杯な感じ。・・・なんて言うと叱られるか。

そんな訳ではないが、いつもより時間が掛かった気がするが、何とか終戦記念日までに読み終えた。もちろん、読み終えなければならないということもないが。

浅田さん作品でもあるし、裏表紙のあらすじを見て、面白いかな?と思って、読み始めたのですが「一路」や「壬生義士伝」のように主人公にハッキリとしたスポットを当てて書き上げたものでは無く、登場人物が多いし、あちこちへ話が飛んでいて、少し読みづらいような気もしながらも、ジワジワと引き込まれ、最後はどうなるのかと思いながらも読み続けた。

戦争モノに面白いとかつまらないといった感想を言うべきじゃないのでしょうが、これは一層そう感じました。 勿論、ノンフィクションではないのだから、面白かったという感じる戦争モノがあっても否定はしませんが。

一応、主人公(主役)?はいるようですが、子ども、母親、老兵、青年将校、そしてロシア兵までもの全てが主人公で、あの戦争に振り回され、悩み苦しみ、そして、生き抜く人と死にゆく人がいる。

最後は・・・、あぁ・・・なんと言うことだ。
当たり前のことだが、戦争なんかしちゃいけない。

posted by Hide at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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