2015年06月07日

浅田 次郎 (著)「一路」

book0605 書店の平積みで見かけて、およそ半年ぶりに浅田さんの本を読んだ。

上巻・下巻に分かれた長編ですが、帯には「ドラマ化決定」とあるし、浅田さんの本なら下巻まで一度に購入しても大丈夫だろうと決めつけて購入。

幕末間近で形骸化していたであろう参勤交代を舞台にした物語。


同じ浅田さんの「壬生義士伝」ほどのシリアスなものではないが、主人公の小野寺一路、大うつけの?殿様こと蒔坂左京太夫、そして馬や鯉まで含めた全ての登場人物1人ずつに味があって面白い。・・・おっと、馬や鯉は人物とは言わないな(笑)

長編であってもさほどダラダラしたところはなく、映画“超高速!参勤交代”を思い出すような、時にハラハラしながらも面白い展開。

中山道の宿場のいくつかは個人的にも懐かしい地名なので、色々と当時を想像しながら楽しめました。

“参勤交代之御行列ハ行軍也”などと書かれた「御供頭心得」なる古文書はどこかに似たモノが存在し、それを詳しく調べて作り上げた作品だろうと思っていたが、浅田さんの創作とのこと。さすが浅田さんですね。

「一生懸命」ではなく「一所懸命」なのか、なるほどねぇ~。 7/31からのドラマが楽しみ。忘れないようしなくては。

posted by Hide at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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