北川さんのデビュー作「ちょっと今から仕事やめてくる」が面白かったので、2作目を書店の平積みで発見して即購入(^^;
読みやすくて、それなりに面白かったのですが、前作に比べると少々物足りない感じがした。
主人公であるフリーターの田中のみならず登場人物は過去の悩みを多かれ少なかれ引きずっている。
作者である北川さんはそれをキーにして読者に対し「人生とは・・・」を訴えているようにも思える作品ではある。
例えば「成功への近道は、遠回りをすること」などもその一つだろうが、う~む。ストーリー展開が「ちょっと今から・・・」ほど上手く流れていないように感じたからだろうか?
内容は良いと思う分、惜しい気がする。 いっそのこと短編連作集のように仕上げたらもっと上手くいったかも?という気がした。
登場人物の謎も解明されないままのが多いようにも思う。特に道野辺の過去はどうだったのだろう?話を振っておいて、書かれていないのはちょっとねぇ~。
もしかして、2作目を急ぎすぎたのでしょうか? それだったら、やっぱり「成功への近道は、遠回りすこと」なんでしょ(笑) 次回作に期待。
2016年06月12日
北川 恵海(著) 「ヒーローズ(株)!!!」読了
今シーズンの梅酒はラムで(^^;
今日は昨日RTで南紀へ買い出しに行った南高梅を使って梅酒造りです。
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昨夜のうちに軽く水洗いしてから一晩水に漬けておきました。
朝、水を切って爪楊枝を使って、ちまちまと実に残っているヘタを取ります。大きさもまずまずで、どれも綺麗な梅。少し赤くなっているものからは匂いが良かったです。
左端の写真は梅干しも一緒に写っていますが、梅酒を作るのには関係ありません。って、当たり前ですが・・・念のため(笑)
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バカルディのようなメジャーなラムが良かったのかも知れませんが、大瓶は無い?ようなので、リコベイのホワイトラムにしてみましたが、どんな味になるか出来てからのお楽しみということで。
う~む、氷砂糖の入り方が偏ったかな?
ちなみに、今回の分量は南高梅2kg、氷砂糖1kg、ホワイトラム3.5リットルです。
ラムはアルコール度数が高いので、もう少し氷砂糖を入れても良かったのだろうか?まぁ、飲むときに何かで割るのだから良しとしておくか。
右端は先週作った梅シロップの進捗状況。毎日のように軽く揺すって混ぜていますが、まだ氷砂糖が溶けずに残っています。
ちなみに、「申年に採れたは、縁起が良い」らしい。今年はその申年です。
迷信でしょうが、いいじゃないですか。 何事も信じるものは救われる(笑)